こんにちは。
雑穀と米粉でグルテンフリーのパン作り
ほとはのパン教室 ほとはのかおりです。
以前、グルテン抜きしたことあるかた対象に
SNSで「グルテン抜きした理由」について
アンケートを実施しました。
その結果、半数以上のかたが
「腸活のため」でした。
きっと多くのかたが、グルテンは腸に悪い影響を与えている。
だから
グルテン抜きをすると、腸活になる。
ということは、わかっているんですよね。
では、どういう影響を与えるのか。と聞かれたら
よくわかんないけど、悪い。ってなりませんか?
今日は、そのグルテンが腸で何をしているか。ということを
わかりやすくご説明しますね。
わたしは、お医者さんではないので
専門的な言葉を知らないし、覚えることもできません。
だけどその方が、わかりやすいはず。と信じて、進めさせていただきます。
もし動画でご覧になりたいかたは、こちらです。
グルテンが何かというと、
グルテニンとグリアジン という2種類のタンパク質が
水と結びついて、グルテンになります。
グルテンは、粘りと弾力。
この粘りと弾力で、パン生地がガスで膨らんだ状態をキープして
パンの骨格をつくる。ふわふわにするので
パン作りでグルテンは、大事な役割をしています。
ただし
このグルテン=粘りと弾力が、体の中でも発揮されてしますんです。
それは
グルテンの特徴。分解されにくい。
食べて、腸の中にとどまってしまいます。
便としても出ないし、栄養としても吸収されず
とどまる。そして、粘膜まで入りこみ
細胞が炎症をおこすんです。
炎症をおこすと、隙間ができて
穴があいたような状態になります。
すると
そこから腸内の細菌や毒素、食べ物が漏れ出てしまうんです。
リーキーガット症候群って、聞いたことありますか?
英語で、リーキーが腸 ガットがもれる
腸モレです。
他にも
皮膚からもれるとリーキースキンと呼ばれ、アトピー性皮膚炎をおこしたり
脳モレになると、イライラする・集中力低下などメンタル疾患になります。
今回、このグルテンが腸にどんな影響を与えているのか。
日本の医師である本間良子先生が書かれた
『長生きしたけりゃ小麦は食べるな』
を参考にお話しさせていただきました。
この本の中にも、書かれていますが
いいことをするより、悪いことをやらない方がいい。
体に良いようにと、野菜の食物繊維や ヨーグルトなどの発酵食品で腸活しても
小麦を摂ることが悪いんだから
それをやめないと、意味がない。
本当にそうだと思います。
もちろん完璧に小麦は食べない。ということでは、ありません。
様々なものに使われていますので、完璧には無理です。
そこで
ゆるゆるグルテンフリーやってみませんか?
小麦の容量が大きいもの。パンを変えるだけでも
体の違いを実感していただけますよ。
もし
やってみようかな。と思った時は、
わたしのことを思い出してくださいね。
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